「みなと用語」は、港町特有の方言や表現を指し、主に港で働く人々の間で使われてきた言葉や言い回しです。
日本各地の港町では、それぞれ独自の歴史や文化が育まれ、それが言葉にも反映されています。
神戸港の港湾荷役(こうわんにやく)の現場でも、
長年にわたって使われてきた特有の言葉や表現が存在し、日常的に使われてきています。
例えば、
船の船首側を指す「おもて」。船の後尾を指す「とも」。
休憩を充分にとらず、食事が終わりしだいすぐに作業を継続することを「かみかみ」と言ったり。
貨物の下に敷く角材のことを「マンボ」と呼んだり。
こうした「みなと用語」は、
荷役の現場でのスムーズなコミュニケーションと作業効率の向上に貢献してきました。
団結や助け合いの精神が垣間見える表現も多く、
親しみやすさやユーモアを感じさせるものもあります。
これらの伝統的な言葉を受け継ぎながら港地域のアイデンティティを育み、
も荷役現場の風情や歴史を色濃く伝える貴重な文化遺産ともいえます
他業種から転職されてきた方や、新入社員にとっては、
これらの独自の言語文化は戸惑うことも多いのも事実。
日本港運の仕事を知るために、
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