女性座談会

多様性を活かした組織づくりが重要な時代。特に女性の活躍は非常に大きな意味を持ちます。
日本港運ではどのような制度が用意され活用されているのか、また女性活躍にどう結びついているのか。
出産や子育てを経験した社員、男性が多い荷役現場で働く社員など、
8人の女性社員がそれぞれの実体験も交えて、日本港運の働く環境について語ります。
(※社員の所属や掲載内容は取材当時のものです)


座談会参加メンバー


Q : 職場の雰囲気や環境はどうですか?

Uさん

現場は声が大きく活気があって、皆さんとても仲良しです!見た目は怖い人もいますが喋ってみると皆さん優しく、気にかけてもらえること、気遣ってもらえることも多いです。何でも聞きやすい雰囲気ですよね。

Oさん

クラーク*¹チームは和気あいあいとしており、CY*²部の方たちも喋りやすく接しやすい方たちばかりです。女性用の休憩室には、レンジ・冷蔵庫・テレビなど の家電やベッドもあり、環境が整っているので過ごしやすくなりました。

  *²CY…コンテナヤードのことを指し、コンテナを本船に積み込んだり、荷卸ししたりする場所です。コンテナの置き場・作業場(ヤード)といったイメージです。
  *¹クラーク…コンテナヤードに出入りするコンテナ情報をパソコン入力しています。
Yさん

品質管理グループの仕事は、人事採用から安全教育、資格取得支援、健康診断の段取りと幅広いため、情報共有をしっかりとしています。比較的新しくできた部署なので、新規プロジェクトも多いですが、何度もメンバー同士でミーティングを重ねて進めて行くので、迷うことが少なく心強いです。全社的にまだまだ女性の人数は少ないですがみんな仲が良く話しやすいです!


Q : 仕事のやりがいについて教えてください。

Yさん

採用活動を担当しているので、無事に入社が決まった時や入社式・初めての出社日に、新入社員の方が笑顔で出勤している姿を見た時にやりがいを感じます。 また、免許に関する業務を行う中で、手続きがスムーズにいった時や、現場の監督とのやり取りの中で、指示をいただく前に自分の考えをお伝えしてOKがもらえた時は嬉しいです。

Sさん

前職は運転する仕事をしていましたが、偶然目にした港に立ち並ぶガントリークレーンを見て「私も運転してみたいと」と思い、必要な免許を1年かけて取得し入社しました。自分がしたかった仕事なので、毎日の業務にやりがいと充実感があります!

Eさん

年次決算等、チーム全員で大きな仕事が無事に終わった時ですね。経理は会社の心臓部だという責任感を持って、経営に大切な業務に少しでも日々携われていることにやりがいを感じます。

Aさん

請求書業務などは短期間で行わなければならない為、終わるとほっとしますね。現場への応援などで作業員の方と一緒に仕事をすることがありますが、何百台とある車の揚げ積み作業が完了した時に達成感を感じます。

Mさん

私は、大人数が参加する会社行事が無事に終わった時です。従業員やそのご家族の事を考えて企画し準備を進める大きな行事なので、無事に終了するまでプレッシャーを感じます。総務だけではなく、チームの垣根を越えて皆さんのお力添えをいただきながらではありますが、参加してくださった方の笑顔を見るとほっとします。


Q : 仕事をする中で嬉しかったことを教えてください。

Uさん

一生懸命覚えた事柄が、業務と結び付き役立った時は嬉しいです。また、クラーク以外の方からの業務に関する質問に答えられるようになった時も嬉しいです。

Oさん

元々当社で働いていた方が外来の運転手として来た時に受付を担当しました。その際、先輩社員に「スムーズな対応だった」とお話してくださっていたことは嬉しかったです。

Tさん

労務管理業務は専門的な知識が必要で、経験がないと難しいことが多いですが、先日、従業員の方から、社会保険に関する問い合わせがあった際、しっかりと調べてお答えしたところ、とても感謝していただいたことが嬉しかったです。

Mさん

総務として他部署に貢献できる事は小さな案件が多いですが、「ありがとう。」と言っていただけた時に、縁の下の力持ちになれているのかなと感じます。特に、会長・社長から「ありがとう。」、「さすがだね。」とおっしゃっていただけることが多く、小さなことでもお役に立てて嬉しいです。


Q : 仕事をする中で苦労したことはありますか?

Tさん

手当の改善を含め、給与形態を従来の時給制から月給制に変えるとなった時のことがとても記憶に残っています。従業員の方々に理解していただいたり、疑問を解決したりと苦労しましたが、会社の転換期の大切な仕事に携われたことは、貴重な経験だったと思います。

Sさん

大きな乗り物に乗車したばかりの頃、思うように操作できず苦戦しましたが、自分がやりたかった仕事なので、練習に励んでいます。

Uさん

入社したての頃は港湾の知識がなかったので、一人で業務をこなせるようになるまで時間がかかりました。

Eさん

グループ会社が増えて、業務量が多くなったことです。今までと同じ就業時間の中で増えた分の仕事も行わなければならないので、プレッシャーがありました。


Q : あってよかったと思う福利厚生について教えてください。

Tさん

他社はまとまって夏休みを取らなければならない場合が多いと思いますが、当社は4日ある夏休みを好きな日に取得できることです。

Aさん

健康保険組合関係の福利厚生で、潮干狩りやテーマパークへお得に行けたことです。健康診断やコロナ禍の中いち早くワクチンの職域接種の場を設けてくれてワクチン接種の機会があってよかったですね。作業員の方にとっては個人の費用負担なく免許を取得できる資格取得制度がいいなと思います。最近も玉掛け講習や大型特殊(大特)教習を受けられた方がいましたよね。揚貨装置やクレーンの試験に合格された方もいますよ。

Mさん

私は産休と育休です。一人目を出産する際、「休んでいる間、管理グループみんなで総務の仕事を行うから、Mさんの戻る場所はちゃんとあるからね。安心して出産と子育てを頑張ってね。」と言っていただいて本当に嬉しかったです。もうすぐ二人目を出産するので、産休・育休を頂く予定ですが、復帰してお仕事をさせて頂きたいと思っているので、皆さんに恩返しができるよう頑張りたいです!


Q : 仕事とプライベートとの両立はどうですか?

Yさん

両立できていると思います。土日のどちらかは出かける事が多いですね。最近は仕事終わりにランニングをして、体と頭をすっきりさせています。有休も取得しやすいので、旅行の計画を立てる事もできますね。

Oさん

私もできています。通常は16時半、残業があっても17時半には仕事が終わるので、仕事終わりの時間を有効に使えています。土曜日は二週に一回だけ出勤ですが、勤務時間はお昼までなので充実した休みを過ごすことができています。

Aさん

子どもが3人いて毎日が戦争みたいですが、土日は友人と食事に出かけるなど気分転換ができています。


就活生の皆さんへメッセージ

港湾荷役という業種はなかなか聞き慣れないと思いますが、免許を取得して現場で活躍している女性もいます。少しでも興味がある方は一歩踏み出してみませんか?海や船が好きな人にもぜひチャレンジしてほしいです!

入社後に結婚・出産を経て復帰し、お仕事を続けている女性もいます。周りのサポートが手厚く心強い方たちばかりなので、ぜひ一緒にお仕事をしましょう!


参加者事前アンケート