#3 ライフイベントマスター!ハートフルブースト!エモーションフルチャージ! ~慶弔申請アプリ~

電車でつり革をもって立っていたら目の前の座席の人が
「チャック開いてますよ」と書いたメモでこっそり教えてくれることもありました。

冷蔵庫の前まで来て何しに来たか思い出せずに途方にくれることもありました。

寒い冬にすっぱだかでバスルームに入り、
お湯を張り忘れたバスタブをみてそそくさと脱いだ衣類をまた着ることもありました。

美容院で開店記念くじを引いて、1等の液晶テレビをあててしまい
困惑のまま大きな荷物を抱え、ふらつく自転車で苦労して帰ったこともありました。

喜びごとも忌むべきことも
ないまぜになって身に降りかかるのが人生というもの。
最高ですね!

日本港運ではKintoneアプリによって慶弔申請も運用されていますのでご紹介します。

このアプリのポイント2つ
①慶弔金マスタによる自動計算
②申請内容ごとのフォーム切替

①慶弔金マスタによる自動計算

慶弔金の支給額はわりと複雑な条件で設定されえいます。
それは新等であったり、役職であったり、勤続年数であったり。。。
日本港運もこうした条件が設けられており、各人の状況に応じて定められた額が設定されていますが、
慶弔金支給規程をしっかり読んでから申請、となるとミスもあったりします。
kintoneでは、「誰が?」を選択するプルダウンを複数階層から選択できるようにカスタマイズすることで、適切な支給額をセットできる仕組みを設けています。


<画面イメージ:申請内容選択>

②申請内容ごとのフォーム切替


結婚、出産、弔意、傷病などなど、申請内容は様々で、その詳細を入力するための設問も申請内容によって異なります。

上記した「申請内容選択」にあわせるように、申請の種別を選択すると画面内で自動で専用の入力フォームが切り替えるカスタマイズを施しています。そうすることで入力される方のミスや負担を軽減し、スムーズに支給金額を規定通りご本人にお渡しすることができます。

また、申請内容によっては「特別休暇」も付与されますが、これもまた慶弔金マスタに準備しておくことで自動的にセットされる仕組みになっています。

そして、これも他の多くのアプリと同様に、各担当部署による事務手続きのために総務手続きがワークフロー機能によって処理され、最後には回覧という形で閲覧されていきます。

<画面イメージ:慶弔金マスタ>

さていかがでしたでしょうか?

かつては紙による申請だったものをkintoneに移行し、
大幅な業務改善に貢献したアプリの一つです。
紙の申請書を雛形にアプリケーションですぐにフォームを作成できる。
これもまたkintoneアプリの良いところですね

では次回

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